2008年1月19日土曜日

アニメ解説「親鸞聖人と王舎城の悲劇」

1月13日は親鸞会館でのアニメ解説だった。

アニメと言っても、世間一般のテレビ番組であるようなアニメのことではない。

アニメ「世界の光・親鸞聖人」の内容について、高森先生が解説される法話である。いや、法話と言うと語弊があるだろうか、高森先生やアシスタントの講師は椅子に座って、ややざっくばらんな雰囲気がある。
それを反映してか、受講者から手を挙げて質問を受ける時もある。
突発的に入る質問は、たまにどうでもいいような質問内容も見受けられるが、高森先生は優しく答えられるのが印象深い。


話を元に戻すと、今現在のアニメ解説は「親鸞聖人と王舎城の悲劇」のアニメの解説である。

この「王舎城の悲劇」のアニメは1時間半もある大作である。特に後半に入れば観無量寿経の核心に触れるので、解説にかけられる時間は、相当なものになるだろうと予想される。

そもそも「王舎城の悲劇」のアニメは、親鸞聖人のアニメの第4部と第5部の間で制作されたものだという。
というのも、親鸞聖人のアニメ第5部では日蓮が登場し、法華経をふりかざして浄土真宗を誹謗するという内容を含むのであるが、そのアニメを見せる前に、「王舎城の悲劇」を見せる必要があると思われてのことだ。

つまり、釈尊が霊鷲山で法華経の説法をしている最中に、韋提希無人の悲痛な叫びを耳にされ、韋提希救済の為に法華経を中断されて王舎城へ向かわれた。韋提希夫人に説かれたのは、まぎれも無く「観無量寿経」の説法であった。
法華経と観無量寿経は同時の経であると、蓮如上人が御文章の中で教えられる所以がここにある。

このことから、釈尊出世の本懐の中の本懐は、法華経ではなく観無量寿経、阿弥陀仏の本願にある、ということであり、親鸞聖人の第5部を見てもらう前には、抑えておきたい内容なのだ。
以上は支部長から聞いた話。



さて、13日の解説では、「韋提希夫人と同じになる信心とは」という質問で、ほぼ午前中を高森先生は使われた。
正信偈の中の「与韋堤等獲三忍」のことであり、三忍とは何かの説明になるのだが、そのことに関連して、阿弥陀仏の本願に救われた者はどんな活動をするのか、親鸞聖人の生涯を通して語られた内容は、感動的だった。

親鸞聖人の肉食妻帯のご苦労。現代では想像も及ばない決断であられたに違いない。阿弥陀仏の御心そのままに断行された親鸞聖人、当時なら相当の批難を受けられたであろう。しかも国家による流罪の刑を受けられた。言わば「犯罪人」なのである。
そんなレッテルが貼られた上もなお、親鸞聖人は布教に歩かれた。とても凡人のなせる技ではない。

そんな親鸞聖人の姿に感銘を受け、尊敬する人も少なくはないだろう。

親鸞会もまた、そういった聖人を慕う人たちの集まりなのだと、強く感じる。

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